東京はスカッと晴れることなく7月前半が終了してしまいましたね。
「去年、あんなに暑がってごめんなさい。文句言いすぎました。」
と、おてんとうさまに謝りまくっている私です。こんにちは。
涼しいを通り越して肌寒いので「浴衣って気分じゃないわね」と思いきや。
若いお嬢さんがたは、お召しになっておりますね、浴衣。
背後から忍び寄るつもりはなかったのですが、結果的に駅ビルのエスカレーターで背面をじっくり拝見することになった私ですが……。
『あああああ。直して差し上げたい』
という衝動を唇噛んで、こらえました。
浴衣もきものもね。着て動くだけで、着崩れるんです。
なので、ちょこちょことこまめに直すことが大事なのですね。
それを怠ると、どんどんグズグズしてきます。
生地の薄い浴衣や帯、つまりお手頃価格なものほど、崩れやすいという特性があります。
生地に張りがないのでね。帯も『椅子に寄りかかっちゃったね』って具合に潰れてる。「変わり結び」すると潰れがことさら目立つんです。。。
そこで!!!
オバサンからのアドバイスです。
着付けてもらったら、お友達と「後ろ姿」を写真を撮りっこしましょう。
こんなショットを撮っておく。
着付けパーソナルレッスンを受けてくださった方の画像ですので、お召し物はきものですがご参考まで。帯は浴衣のときのオーソドックスなスタイルになっております。
そして、お手洗いにいくついでに写真を見ながらお互い、直しっこしましょう!!!
お手洗いでね、お会いしたのならばオバサン「ちょっと直してもいい?」って言えるんだけど。
そうじゃないところでは、お声掛けするのはレディに失礼ですからね。
オバサン、唇噛んで、こらえておりますのでね。
上の写真のように、背中の中心の縫い目のところはまっすぐになってる?
わきの下のところがもさっとしてない?
帯の下のところの、袋状になっているところ「おはしょり」っていうのだけどココの重なっている布の上のほうをつまんで真下に引っ張ると、背中のしわが取れますのよ。
次に、わきの下のスリットね。ここは「身八ツ口(みやつくち)」っていうのだけど、スリットでいいわ。スリットつまんで真横に引っ張るとね、しわが取れます。
次にもういっかい、「おはしょり」のところの重なっている布を下に引っ張ります。
引っ張る力加減は様子を見ながら、弱から強めていく感じでお願いしますね~。
せっかく、着付けてもらったのだもの。
素敵な姿をキープしたいじゃない?
ということで。
着付けパーソナルレッスンでは、着付けはもちろん、お直し等々の「きものを着るときに必要なあんなこと、そんなこと」もお伝えしております。
よろしくお願いいたします!
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