こんにちは。栗原貴子です。
「浴衣から覚える着付けパーソナルレッスン」をはじめた理由をブログに書きました。
その記事はコチラ
https://kimono-navi.amebaownd.com/posts/6435873
FBにアップしたところ。コメントをいただいて、たくさん「!!!」とひらめきました。
ありがとうございます!
「きものを着る」ということは、その人の未来に確実に変化をもたらします。
例えば・・・
・着付けを覚えることで、しぐさや動作がエレガントになる
・きものの寸法に収まる肉体でい続ける習慣が身につく
・モノに対する見方がかわり、暮らしの中からムダが減っていく
・長く使えるモノとそうでないモノを見極める審美眼が磨かれる
・着付けによって長時間、自分を鏡で見ることにより自分を客観視できるようになる
・仕事や家事の段取り、準備が上手になる
・自分に適した時間配分ができるようになる
・「丁寧な暮らし」へのアレルギーがなくなる
・体幹がしっかりして身も心もブレにくくなる
・時間に追われる忙しない感覚が薄れていく
・自分を縛っていた「プライド」がいい感じにほどけてくる
・自分に自信が持てるようになる
などなど。
人によって変化が起きる順番や内容は変わります。
そして「気が付けば私ったら、変化してたわ」って感じです!(^^)!
でも「着付けを習ったら全自動で変わる」わけではなくて。
覚えること、上達することに一生懸命に取り組んでいると、あら不思議! という感じです。
きものに限らずですけれど、人って未知のモノを体験したい、始めたいと感じるときって無意識のうちに「何らかの変化を自分に起こすことを期待しているとき」がほとんどです。
そして、その「はじめたい」と思っているコトがいい感じに影響する、ということを無意識のうちに察知している。
「はじめたいコト」はツールのようなイメージです。
FBのコメントで宮島のお土産やさんのおかみさん、ゆう子さんがご自身から率先して「失敗談」を寄せてくださいました。
あああああ!それそれ、私もやらかしたわ~~~~!! と思い出しました 笑
(ゆう子さん、ありがとうございます)
やらかした経験があるから、今の着付け方法にブラッシュアップされていったわけです。
いわゆる「カイゼン」ですね。
やらかさないと、分からないことってあるから。
とはいえ。
私の着付けパーソナルレッスンでは、パーソナルの利点を活かして、その方の体型や日常の動作のクセなどから「やらかしそうなケース」をある程度、想定し「未然に防ぐコツ」をお伝えして参ります。なので、ビギナー時代の私よりも「やらかす可能性」は低くなるはず、と自負しております。
世の中、「自分でやってみないと分からない」ことも多々あるけれど。
先輩がすでに「やらかした」ことを、後輩がわざわざやらかす必要はありませんものね。
また、ドアノブなど「きものライフを送る上で、日常に潜む罠」についても時間が許す限り、お伝えしていきます。
(エスカレーター、自動車、ドアノブなど江戸時代になかったであろうモノは、罠になりやすいです)
さてさて。
では「眠っているきものを着る」ということが、なぜ「地球全体の未来を変える」ことにつながるのか。
ひとことでいうと、個人の意識が変わるから、です。
例えば、今、問題になっているマイクロプラスチックの問題。レジ袋の有料化なんて言われてますけど、問題は有料とか無料とか、表面的な対処だけで解決できる問題じゃない。だから、みんなモヤモヤするわけです。
ゴミ処理の問題(諸外国も互いによその国に押し付け合っているという現状)
日本は人口減少だけど地球規模では人口が増えすぎているという問題。
大量生産、大量消費のツケで不用品があふれているという問題。
大勢の人が不用品を抱えていたら、そりゃ、ゴミも増えるよねってことですし。
ゴミの捨て方リテラシーが低い国も多いのも事実。
でも、今の日本で「ゴミを減らす暮らし」って難しい。食料品の包装やパッケージを消費者がどうこうできるわけじゃないし。「清潔」に慣れちゃって今更、新聞紙に魚をくるまれたらパニックになると思う(40年ぐらい前の商店街の魚屋さんって、そうだったとうっすらと記憶)。
自分がどうにもできないことにモヤモヤするのは、アレなので「自分がどうにかできること」をしよう、と私は考えました。崎陽軒のシウマイ弁当が好きなのは、お弁当箱がプラスティックではなく経木だからというのもあるのです。もちろん、おかずもゴハンも全部好き。
シウマイ弁当の話をしだしたら止まらないので。。。元に戻します。
世界規模で「古着衣料」も問題になっています。
着るモノにも困っている国があるのは事実ですが、世界的なファストファッションの広がりによって、古着の需要を供給が上回っているんですね。
ファストファッション、私の箪笥にも入ってます。便利だな、と思う。でも、買うときにはすごーく考えます。そして、着用に適さなくなって、捨てるときはお掃除に使ってから捨てるようになりました。玄関のたたきとか「そこを拭いたら雑巾まっくろ」な部分は、捨てる衣類で拭く。
布の使命を全うさせよう、という気持ちで。
きものも布ですが、そこには多くの自然界の営みと人の時間と技術が費やされています。
(もちろん、お品によっては簡便に作られているモノもありますが)
それが「箪笥で眠っている」と思うと、地球さんごめんなさい! です。
(「眠っているきもの」に対するモヤモヤとした感情、「もったいない」という思いって「金額が~」を超えた、地球さんごめんなさいの部分を無意識のうちに感じてのことなのではないかな、と思うんです)
大量生産、大量消費のツケを個人が払っていく方法として。
「今あるものを大切に使う」というのは、ひとつの考え方です。
きものは、形状的なデザインは不変ですからお洋服のように「流行おくれ」ということにはなりません。あと、素材に関しても「昔のウールのコートが重くてビックリ」ってことはあるあるですが、きものはそういう心配ありません。
寸法をはじめ、染め替えやきものを羽織にする、といった直して着る手段が確立されている、という魅力もあります。
だからといって、いきなり地球の環境問題を考える必要はまったくなくて。
「せっかく、あるのだから着ようかな」という気持ちで十分です。
「とりあえず、自分の未来を変える第一歩!」で十分です。
なぜなら、その一歩を踏み出すことが「今あるものを大切に使う暮らし」の出発点だから。
「浴衣から覚える着付けパーソナルレッスン」にはこんな思いを込めております。
2019年6月20日(木)までモニター価格にて承っております。
https://kimono-navi.amebaownd.com/posts/6351567
パーソナルレッスンについてはコチラをご覧ください。
お待ちしております!!!
https://kimono-navi.amebaownd.com/pages/1493220/page_201603151456
今日も読んでくださってありがとうございました!!!!
オバサンの中の「乙女」を表現してみました 笑
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