こんにちは。栗原貴子です。お久しぶりの着物の記事でございます。
本日14日、気温が急降下したのでニット類を出したりしました。
この気温なら袷を着たいところですね。って、ほんと季節の柄や文様を楽しむという着物ならではの楽しみ方にそぐわない天候です。
とはいえ、私は幸いにも台風19号の被害を受けることなく、日常を送ることができています。
気象、天候に文句をつけるのではなく。
気象、天候に準じた生き方を模索していくことが私たち人類の務めであると思っております。
今、こうして無事でいられる幸運に感謝するとともに。
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
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先日、頂きました。
着物のリメイク服。
コチラです。
モード誌っぽく決めてみました 笑
着物のリメイク服に袖を通したのは、実は初めてです。
自分で着物、着られるので「リメイクする必然性がなかった」のです。
それにね。
きものは、
きものとして
着た方が
いいに決まってる!
という思いこみがありました。はい。
服にするなんて、邪道
みたいな? 笑
しかし。
私は知っていました。
過去の取材経験から「あ~、もうね、なんでもいいんですよ。好きなようにやれば」というようなコメントをされる方って。
たいてい「その道の一流」なんですね。
例えば。
ワインの銘柄や年代、云々を語るうちは二流。
一流の人は「おいしければ、いいじゃん!」という。
みたいな感じです。
※ワインは、例えですので具体的な誰かを思い浮かべないでくださいね。
私はライターとして俳優さん、女優さん
作家さんの取材経験が多いのですが。
突き抜けた方ほど「おもしろかった、というコメントが一番、嬉しい」と語るのです。
この法則に気づいていた私は。
「リメイク服なんて、邪道」
と思っている自分はまだまだ、という自覚が実はあったんです 笑
自覚があってもね。
「着物は着物として、着るべし」という思いが払しょくできる、というものでもなくて。
自分が納得するところまで「やる」必要があったんだな、と思います。
着たいように
着ればいいよね
と心の底から言えるようになったのって。
実は、割と最近。
ここ1~2年ぐらいなのですけれどね。
頭では「着たいように着ればいい」と思っていたのですが。
『とはいえ、私はちゃんと着ちゃいますよ』みたいな部分があった 笑
ひー!
感じわるー!!!
でも。今は。
いや、ほんと。
気にしなくて
いいから。
というか。
めんどくさい
ルール
増やしたせいで
絶滅危惧種に
なったんだから、
もう、
やめよ。
という心境です。
前置きが長くなりましたが。
リメイク服って。
想像以上に
着心地が
いいわあ💛
紫と紺の中間のような絶妙な色の紅型の着物を、和洋兼用のジャケットにリメイクした一枚。
型染めの着物をジャケット風にリメイクした一枚。シャッターのリモコンが笑える。
着物って生地がよいわけです。
シルク100%ですから。
軽いのはもちろん、生地が保温状態を調整してくれるので服としても、秀逸な素材なわけです。
もちろん、縫製がお上手というのもあるのですが。
着物の反物って
洋服になっても
着心地が
よいんですね!!!
ということを身をもって知りました。
ああ、すみません。邪道なのは私のほうでした。
好きなように
着ればOK !
と腹の底から言えるようになれた、ということは。
1.5流ぐらいにはなれたのかな、と思っております。
そんな私、マンツーマンでみっしりと着付けをお教えしております。
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「好きなように着てOK」派の私ではありますが、お教えしている着付けはスタンダードバージョンです。なので、今、市場に出回っているすべての着物をお召しいただくことができる着付け方法です。
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