こんにちは!
今日も読んでくださってありがとうございます♪
これからの時代(と気温)に適した着付けの研究にいそしんでおります。
いそしみながら。
でもさ~
やっぱり。
呉服業界とか、
きものライフに
飛び込むのって、
勇気いるわよね~
と、突っ込むもう一人の私がおりまする。
せめぎあう、ふたりの「わたし」のイメージです。
この画像の「使い勝手のよさ」に感心 笑
「踏み込んだら最後! 際限なくお金がかかるんじゃない?」
「お母さんもおばあちゃんも『呉服屋さんは怖い』って言ってたし」
「欲しくないものを買わされそう」
というお声を実際に耳にします。
きもの歴四半世紀超えの経験からいうと。
これらの懸念は確かに、あります!
非常に残念な経験もこれまで、しております。
記憶に新しいところでは「成人式の日にとんずら」した「はれのひ事件」がありました。
思い出すだけで、腹立たしい限りです。
呉服業界は右肩下がりで市場規模を縮小し続けております。「景気低迷」「人口減少」だけが理由ではありません。そのことは、まっとうなビジネスをされている呉服業界の関係者の方も指摘していて。
呉服業界で
ダークなビジネスモデル
が常態化し、横行したこと。
この、ひと言に尽きます。
(もちろん、まっとうなご商売を続けてこられているお店もたくさんあります)
コピーライターの経験から申し上げると、呉服に限らずあらゆる「商取引」に関するコンプライアンスが今の時代、大変、整備されてきています。
例えば、今の時代は
「お客様が勘違いするような表現」は広告で使うことはできません。
(正確には「勘違いを誘導して、購入させるという意図があると判断されるような表現は使えない」ということです。ややこしいね)
ただ、コンプライアンス違反があったときにどういう「処分」になるかはケースバイケースであり。
よほど悪質とみなされるとか。
社会的な影響力があるメジャー企業だったりすると。
処分がされたことが報道されるという、社会的な制裁の側面が大きい、といったたぐいのものです。
もちろん、明らかな「詐欺行為」に該当すれば、刑事罰の対象となります。
と、難しくてつまんない話になっちゃいましたが。
そういう現代においてもなお。
「今ドキの呉服屋さんは、大丈夫ですよ♡」
と胸を張って言えないもどかしさが、あります。
もちろん、個別には「ご安心くださいね」といえる呉服屋さんもあります。
ただ、そこを「見つける」までのプロセスが、消費者としては精神的な負担になるのも事実。
反物から誂える楽しさ
というのもぜひ、味わっていただきたいけれど。
私が「タンスで眠っているきものを目覚めさせる」「リサイクル店での購入」を前提とした、着付けレッスンを行っているのは、そうした理由があるのです。
着ることができるようになる
↓
知識が増える
↓
目も肥えてくる
↓
自分の好みも分かってくる
↓
自信がつく
というプロセスを経ることができれば、どんな呉服店でも「どんとこい」といいますか。
堂々と暖簾をくぐることができるようになるから、です。
きもの専用のアレコレを揃えるよりも。
洋服のときも使えるアイテムを活用するほうが、利便性も高く、効果がある場合も少なくありません。
例えば、コレ。
雨の日用のシューズカバーなのですが、草履でも使えます。
草履ではくとこんな感じに。
「基本、雨の日は着ない」というスタンスでも万が一、というときもあります。
このシューズカバーは靴でも草履でも使えるので「お天気の不安があるときの旅行」なんかにも使える上に。2000円~3000円ぐらいという「持っていてもいいかな」というお手頃感。
これなら、足袋もあまり濡れないし。
「今は降ってないけれど、帰りのお天気が心配」
というときも、荷物にならずに持っていかれて便利!
というような知恵や工夫も含めて、着付けパーソナルレッスンでお伝えしております。
ダークなビジネスモデルがなくなることを切に願ってはいますけれど。
そういうのって、ゼロにはなりません。
呉服業界に限らず、あらゆるビジネスでダークやグレーなこと、ありますものね。
でも。
ある程度の知識があれば、必要以上に恐れる必要はありません。
呉服業界なんて、その最たるものといえるのでは?
そんな風に思っております。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
着付けパーソナルレッスン、どうぞよろしくお願いいたします♪
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