こんにちは。
今日もお読みくださってありがとうございます♪
昨日9月12日、パーソナル着付けレッスンを受けてくださった加藤恭子さんの書展に伺いました。
まだ残暑厳しく、暑さにめっぽう弱い私は「お洋服の方だって、今日は半そでやノースリーブお召しになっているじゃないですか」ということで。
9月は単衣といいますけれど。
夏物の小千谷縮でこんな感じに。
素材や柄(文様)で季節を表現するという、きものならではの考え方も好きなのですけれど。
いかんせん。
現実的に気温がマッチしておりません。。。。
(翌13日の気候は単衣にぴったりでございました)
このいで立ちで銀座を訪れて、気づいたのは『あら、あの人ったらとことんルール無視じゃなくて?』という眼差しを投げられることがなくなっている、ということでした。
きてるわ!!!
自由に着られる時代が!!!
恭子さんは2回目のレッスンの日に「時代布 池田」さんでお求めになった単衣と帯のコーディネート。
ご自身の書の前で撮影。
「愛はここにある」の愛あふれる様子と恭子さん。
す、素敵でございまする。
帯締め、帯揚げと額装の色も奇しくもマッチしておりました。
わずか2回のレッスンで!ここまで!!!!
感無量でーす!!!
2回のレッスンで晴れてきものデビューをされた恭子さん。
生徒がよいのか、先生がよいのか。
その両方なのだとは思うのですけれどね。えへへ。
恭子さんのデビューに至るまでのレッスン等々を振り返って思いました。
私のレッスンは着付けのほうはむしろオプションであって。
それ以外のこと。
アイテムを揃える優先順位だったり。
おススメのアイテムをお伝えしたり。
お財布にやさしいお買い物の仕方、だったり。
着る人の目的やお手持ちのアイテムに沿って
「こうしていくとよいですよ」ということを
お伝えできることに、価値があるなあ、ということでした。
呉服業界は、売り手の都合で作られたマーケティング戦略を、あたかも「伝統」のごとく「定説」としてきた部分が多々あります。
私が申すのも何ですが、長年きものを愛好したコピーライターとしての経験から言わせていただくと。
戦略の転換期を逃した業界の代表例
と言わざるを得ないのが現実です。
そんな中「きものへのほとばしる愛」を守り続けている企業様、店舗様もありますけれど。
戦略の転換期にかじを切りそこなったツケとして「きもの、よくわからないし」という人がほとんど、という世の中になってしまいました。
そのような時代にあっても、恭子さんのように「急にきものを着たいと思うようになった」という方もいらっしゃるわけです。
そんな恭子さんが安心して、きものデビューしていただけて。
本当に本当に嬉しい限り、でございます!!!
私、書道をたしなんだ経験がありますので、書展は胸躍る催しでして。
恭子さんのきもの姿と書という、楽しい時間を過ごすことができました。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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