生きにくい時代だからこそ、きもの初めてみませんか?<きもの豆知識 草履は案外DIY編>

こんにちは。きものナビゲーターの栗原貴子です。


今日は「きものって心にも効くよ」ってお話です。


今の時代って、あらゆる世代の人がとにかく「生きづらい」じゃないですか。


書店に行くとそれがアリアリと伝わってくる。


高齢者向けの本は「いかに老い支度をするか」的なタイトルの本がいっぱい。

女性向けのコーナーは「恋愛」「結婚」「仕事」「お金」、ありとあらゆるお悩みに対応した各種書籍がいっぱい。

ビジネス書コーナーも然り。


本のタイトルには世相が反映されているのですが、

見渡す限り「いかに現状を打破するか」的なタイトル。


つまり。

一億総「生きにくい」社会であるということ。


もう

「生きにくい社会」を

憂いたり、嘆いたりしてる

場合じゃないねっ!


というぐらいの決定事項。

さらに。


小手先のハウツーで

どうにかなる

時代でもないわねっ!


なのでね。

きものを着られるようになれば、

人生、バラ色ハッピーとはいかないです。

そんな単純な話じゃないんだと思うの。




とはいえ。

きものを着るということで「自分を知る」とか「新しい自分を発見」とか「秘めた可能性発見」とか「悩みの本丸に気づく」とか「日常に大きな変化が起きる」ということは、間違いありません。


お約束します!


(写真はイメージです)

最近、スマホのカメラが調子悪いため、古い写真(つまり今よりお若いわたし)で恐縮です。イメージカットとして使用してみました。


現代を生きる私たちの悩みをつきつめていくと「自分に自信が持てない」というところにいき当たります。その「自信のなさ」が自己肯定感や自尊心を下げて、「生きにくい現実」を作り出しているように思うのです。


なんで自信が持てないのかな、を考えると。


各自それぞれに「これかっ!」っていう心当たりがあって。


それは、「仕事を変える」とか「パートナーと別れる」とか「新しいパートナーをみつける」とか「結婚したら問題解決」いったことではどうにもならないのですよね。


だから

自分を変える

自分が変わる

ということが大事なのだけれども。


きものって「自分を変える」「自分が変わる」ということにとっても、適したツールでございます。


さらに!


着付けができるようになる、という現実的に目に見えた「結果」がわかりやすく。


「着てお出かけする」という具体的な行動にもつながるため「自分の変化」のきっかけになりやすいと、大変、おススメでございます。


もしも、ほんの少しでもきものに興味があったりしたら。

一緒に「きもの道」を歩いてみませんか?


浴衣から始める着付けレッスンをはじめるべく「ここで開催したらどうかしら?」と思った場所を明日、下見してきます!


<きもの豆知識 草履は案外DIY>

お草履はちょっと奮発したほうが、長く愛用できるアイテムです。といっても2~3万円台ぐらいで大丈夫。

流行に左右されないので、鼻緒をすげかえたりとメンテナンスをすることで長く履き続けることができます。

セルフメンテナンスができるのが、すり減った「かかと」の交換。

必要な道具はこんな感じ。

けっこうワイルドなDIY風情。

「かかと」のパーツはネットで購入できます。

かまぼこのような形状の部分がすり減るわけですが、そのすり減りを放置していると草履の本体がすり減ってしまいます。そうなると、修復ができなくなる場合があるのでこの、かまぼこ形状の部分をこまめに交換することが大事なのです。


今日も読んでくださってありがとうございました。

みなさまの毎日にププッと笑顔があふれますように♪

きもの伝道師 貴楽 Kiraku/栗原貴子

箪笥で眠っているきものを目覚めさせることは、地球の未来を守る一歩になる。 そんな風に思っています。 従来よりもカンタン、涼しい、ラクチンな着付け方法を開発。 着付けパーソナルレッスンも承っております。