浴衣から始める着付けレッスンの聖地を求めて その①

こんにちは。きものナビゲーターの栗原貴子です。

今日は「浴衣から始める着付けレッスン」の場所を下見に行きましたよ、というお話でございます。


1月8日、成人の日の「はれのひ」の事件(事件って呼ぶよ、あえて)に憤り、胸を痛め、翌日の今日、新情報が報道されるたびに「へ?」「は?」と開いた口がふさがらなくなった。


詐欺をするならば映画『オーシャンズ11~13』のごとく悪玉からごっそりと華麗にやれ! 


なんの罪もない新成人をターゲットにするなんて。一生に一度の記念の日を狙うなんて。「火事場泥棒」以下の人でなし発想だと思う(こういう被害に遭わないために役立つ情報も適宜、アップして参りますね)。


このニュースに怒ってばかりもいられない。こういうことを防ぐためにも、もっと情報を発信していくのだ! と自分を鼓舞しつつ。見学予約していたレンタルスタジオへ。


着付けには鏡が必要である。

どうしても、外せない。


鏡があって、駅から近いなどなどの希望の条件を満たしたのが、そのスタジオであった。


入り口で私は己の選択ミスを悟った。

そこには

TRF SAMの文字と

SAMの顔写真が。



え? 

イージードウダンス?

踊る君を見てる?

ここは、

そういうスタジオなのね~!


「ダンススタジオ」というジャンルの中でも、クラシックバレエとかシャルウイダンス? とかだったらね。きものもそんなに違和感ないと思うんですよ。


でもね。

SAMは遠すぎる。


♪遠かった~

怖かったけど~♪


あ、ごめん。いやがらせで口ずさんだんじゃないよ、SAM。


ここで着付けレッスン、と想像しただけで笑いがこみあげてくる。いや、カジュアル感があっていいんじゃない? 逆に? と思ってみたけれど。


ダンスミュージックが

どうしても

気になる~~~~!


音楽に釣られてダンスレッスン中のスタジオを覗く。ダンス中の方から、いぶかしげな視線を浴び心の中で『踊る君を見てる~♪』と再び、ハミング。


「ちょっと音が、ドアを閉めてても気になっちゃいますね」


といかにもダンサーっぽい受付のお姉さんに言うと「構造上、防音壁がここに作れなくて。すみません。でも、レッスンのない時間帯でしたら~」と案外、熱心なアピールを受ける。え? この、アウエー感バリバリの「着付けレッスン」とかいってるあたしを、イージードウダンス? なこの空間に? とドキドキ。


鏡の塩梅は、さすが、素晴らしかった。


前面だけでなく、横にも鏡があるので「着付けの練習」がしやすい。


前だけでなく横をチェックする必要性をさすがSAM、分かってる!


でも、やっぱり貴子、ここでは難しいかも。


動くモノを目で追ってしまう猫のごとき習性を持つ私に。踊っている人を「見ちゃいけません」というのは不可能だ。


「ちょっと考えますね……」


とその場を後にした。


次は本日の経験を教訓に「大変、ひっそりとした静かな場所です」というコメントのあったレンタルスペースに見学に行って参ります!



今日も読んでくださってありがとうございました。



みなさまの毎日にププッと笑顔が溢れますように♪

在りし日の風太です。なんか、嬉しそうなお顔してるね💛

きもの伝道師 貴楽 Kiraku/栗原貴子

箪笥で眠っているきものを目覚めさせることは、地球の未来を守る一歩になる。 そんな風に思っています。 従来よりもカンタン、涼しい、ラクチンな着付け方法を開発。 着付けパーソナルレッスンも承っております。