【レッスンレポ1】 こんなに素敵に着付けをマスターされました!

こんにちは。栗原貴子です。

6月20日は、私の着付けパーソナルレッスン、記念すべき第一回目のレッスンでした。

書家の加藤恭子さんがお申込みくださったのは、ブラッシュアップレッスン。

浴衣はお召しになることができる、きものの着付けは10数年前に習ったけれど、けっこうご無沙汰ということでしたので、この日のレッスンでは「半衿付き(長襦袢アリ)の着付けで半幅帯を結ぶ」ことを目標にいたしました。

ご本人も、そして私も「こんなにキレイに着付けができるようになるなんて!」と感激。


というのも。

最初、半衿の合わせ、おはしょりの部分を整えることにちょっと苦戦。レッスンのときのきものは、ネットでお求めになったユーズド品。裄(袖の長さ)が短かったのですが「自分の寸法で誂えたきものも、胸元やおはしょりが決まらないんです」とのこと。

その部分の着付けの動作と体型をチェックさせていただいて「!!!」と分かりました。

「ちょっと補正を見直しましょう」

胸元にハンドタオルでの補正を足して再度、着付け。うん。なかなかいい感じですね~というところで「休憩にしましょうか」と「麩まんじゅう」でひと息。


休憩後に「では、もう一度、最初からおひとりでお召しになってください」と恭子さんに申し上げる私。ええ、けっこう間髪入れず攻めていきます。


すると。

あら? え? すごくいい感じ♡


「では、この勢いで半幅帯を結びましょう」

はい。勢いが大事なのです。乗ってるときのノリで一気に仕上げちゃいます。


まずは、半幅帯の結び方を私とご一緒におさらい。

一度、ほどいて、今度はおひとりで結んでいただきました。

すると、こんなにお美しいきもの姿に♡

ご覧くださーい!!!

後ろ姿もお美しい。


もう、おでかけOKです!!!

達成感を覚えながら「では、しばらく着たままで。苦しいところや痛いところなどがないか、確認しましょう」と、「あんず餅」で二度目の休憩。ちょうど、小腹も空いてきたところ。


「まったく苦しくないというか、むしろ気持ちいいです!!」

というご感想をいただき、シアワセな気持ちがこみ上げました。

補正を整えると、骨盤の上にまっすぐに上半身が乗る、という姿勢を自然に取ることができるので、着心地がとてもラクになるのですね。

愛用のリモコン付き三脚を使ってのツーショット記念撮影。

私の半衿の合わせ具合は、いわゆる「年増向け」の開き気味になっております。レッスンは私の実演を交えながらいろいろ、お伝えいたします。


偶然にも紺のきものに、赤い帯と「双子コーデ」に。


休憩タイムの流れで恭子さんからのご質問、「夏のきもの」「紬のこと」「帯について」「小物類の選び方」「収納」「草履の選び方」などについても、私の持っているアイテムをご覧いただきながら、お話しました。


「半衿の出し方」と「おはしょりの整え方」は着付けの中でもけっこう難所なのですね。

そこをバチッとできるようになってもらえて、本当に嬉しかったです。


恭子さん、本当にありがとうございました!!


着付けパーソナルレッスンはまったくの初心者の方はもちろん、「着付けはご無沙汰」「おさらいしたい」「ブラッシュアップしたい」という方にもおすすめのレッスンでございます。

初心者の方には「浴衣の着付け」からレッスンいたします。

休憩は上達のためにも2回が理想だな、と思いました。2回目の休憩のオヤツはあんず餅がしばらく定番となる予定です。また、予定していた3~4時間を少しオーバーする可能性もありますので、お時間に余裕を見ておいていただけると助かります。

お待ちしております!!!

きもの伝道師 貴楽 Kiraku/栗原貴子

箪笥で眠っているきものを目覚めさせることは、地球の未来を守る一歩になる。 そんな風に思っています。 従来よりもカンタン、涼しい、ラクチンな着付け方法を開発。 着付けパーソナルレッスンも承っております。