きものでも洋服でも使える!最強の雨の日グッズを手に入れたわ!!!

雨は天の恵みである。

ただ、私は「足元が濡れる」ことに激しい抵抗感を覚えるタイプだ。

片方の前足を持ち上げて一心不乱に水滴をフルフルしているネコの気持ちが分かる。

『その1本を乾かしても、ほかの3本はずぶ濡れだよ』

それでもネコはフルフルする。わかるよ、いやだよね。足が濡れるの。


私は一応、人間なので雨の日用の履物として、スノーブーツとパンプスと爪皮つきのビニールの草履を持っている。しかし、パンプスも爪皮も「足の甲が濡れる」という欠点がある。スノーブーツはその点では満点だが冬季限定という欠点がある。


これからやって来る梅雨を思い、長靴を買おうと靴やさんに行くも、オバサン店員の接客がいまひとつ、やる気がなさすぎて客のオバサンも買う気が失せた。


とりあえず、パンプスがあるし。爪皮つきの草履もあるじゃないの、と自分に言い聞かせた。


爪皮つきの草履について、念のため説明すると「つま先がスリッパみたいに囲われている草履」のことである。踵や甲の部分は結構、無防備なので足袋が濡れることは避けられない。パーティなどの催しのときは、濡れた足袋をお手洗いで脱ぎ、きれいな足袋に履き替え、草履もエナメルなどに履き替える。


パーティーのときはそうするのがベストだと思う。

タクシーを駆使して移動も濡れないようにする。

とくに、結婚披露宴などは、お祝いの気持ちを装いで全力で表現できるのが、きものの良さでもあるから。


問題はちょっとしたお出かけの「夕方から雨が降る予報」系の1日の中でお天気が変わりまくりますよ、という日。


そして、近年の気象にはこういう「突然の雨」や「夕方から雷雨」という日が増えている。きものを着てお出かけしたいけど、帰りが雨の予報ということで、断念したことが何度かあった。


でも、もうこれからは気にしませーん!

たまたま、立ち寄ったお店で発見!

その名も「防水シューズカバー」

しかも最後の1足!

(お店の方によると、テレビで紹介されてメーカーさんでも品薄になってしまったのだそうです)

「こ、これは! 草履でも使えますか~?」

「厚底やヒール、金具がついている靴はダメなんですけど、草履ならOKでーす!」

「やったー! くださーい!」

2千円足らずで、雨の日のアレもコレも解消できるなんて素晴らしすぎる!


早速、草履の上からかぶせてみる。

いい感じ~~~~~!


洋服の日はスニーカーの上からかぶせる予定です。

急な雨や「午後からは雨が上がります」なんてときもいいし。

旅先でのお天気がわからない、旅行のときも安心。


雨の日が待ち遠しい!にはなりませんけれど。

出番!の日が来ましたらまた、レポートしますね~。


浴衣から覚える着付けパーソナルレッスン受付中です。

よろしくお願いいたします!

きもの伝道師 貴楽 Kiraku/栗原貴子

箪笥で眠っているきものを目覚めさせることは、地球の未来を守る一歩になる。 そんな風に思っています。 従来よりもカンタン、涼しい、ラクチンな着付け方法を開発。 着付けパーソナルレッスンも承っております。